竹原先生賞
木箱-kibaco
大堂篤史、加藤鷹、高畑広輝、皆己貴彦(三重大学大学院)
[講評]
現代における近隣とのコミュニケーションの希薄さに着目し、日常生活に「ものづくり」というエッセンスを加えることで、子どもと大人が繋がる行為のきっかけを与えている点が評価できる。ただ、天候に対する検討が見られない点や、スケールが大きくなることで複雑な構成になり、手づくりの範疇を超えてしまった点に疑問が残る。しかし「ものづくり」を通してコミュニケーションが図れる提案は魅力があり、今後の展開を期待したい。