中村先生賞
浮遊花壇
中川寛之(神戸大学)
[講評]
環境ついての意識を変えるべく、本来見えなくても困らないものを可視化させる。地層ではなく、土そのものに着眼し植物とともに演出するのだが、小学校の夏休みの自由研究を思い出させてくれる。土のアフォーダンスを見事に解釈し、忙しい日常の中からの些細な発見こそ、人を癒し生活を豊かにするヒントがあることをあらためて気付かせてくれている。つまり、作者のことばを借りるなら、「浮遊する花壇は、人にその場所の環境について知らせてくれる」となる。
[講評]
環境ついての意識を変えるべく、本来見えなくても困らないものを可視化させる。地層ではなく、土そのものに着眼し植物とともに演出するのだが、小学校の夏休みの自由研究を思い出させてくれる。土のアフォーダンスを見事に解釈し、忙しい日常の中からの些細な発見こそ、人を癒し生活を豊かにするヒントがあることをあらためて気付かせてくれている。つまり、作者のことばを借りるなら、「浮遊する花壇は、人にその場所の環境について知らせてくれる」となる。