積水ハウス賞
土のかまくら
木作洋輔、浅田翔大、岩田翔(神戸大学大学院)
[講評]
古来より日本において、壁体に身近な素材の土を用いる事は温湿調整や防火の観点から行われております。この作品は、土で作る「かまくら」です。乾燥状態にもよりますが、シェルター上部を燃焼させずに土のままであれば緑を育成する事も可能です。パーツごとに積重ね最後は中で燃焼させるとの説明でしたが、パーツを別の場所で製造し、構造を兼ねた外内装素材となれば、住宅をレゴブロックの様に組立て出来れば更に興味深いものとなると思います。